いよいよ夏至

6月21日は、太陽の運行をもとにして中国で作られた二十四節気では夏至。文字の上では夏に至る日。北半球では昼間が最も長く、夜が短い日。でもこのころは梅雨の時期でもあり、“夏が来た!”という実感はあまりありません。本当に最も暑くなるのは8月ですが。
 冬至にカボチャを食べるのは一般的ですが、夏至にも地方によってさまざまなものを食べる風習があるそうです。
 関東では小麦で作った餅。関西ではタコ。さすがに和菓子のメッカ、京都ではういろうに小豆をまぜて作ったその名も「水無月(6月)」というお菓子。いずれも、どうも、五穀の豊穣を願ったもののようです。