6月21日は夏至

 まだまだ夏を楽しまないうちに、もう夏至になってしまいました。

 夏至は日本がある北半球では最も日が長い日です。これから日が短くなると聞くと、ちょっと寂しいすね。日本の夏至は梅雨期に当たるために日の長さをあまり感じることができません。東京では昼間は14時間半くらいになりますが、実際の日照時間は平均3~4時間と言われています。

 夏至は二十四節気ですが、それをさらに3つに分けた七十二候では、21日は「乃東枯(なつかれくさかるる)」。乃東とはウツボグサと呼ばれるシソ科の植物。枯れて茶色になった花は「夏枯草(かこそう)」と呼ばれて漢方薬として重宝されてきたと言われます。