竹筝生(たけのこしょうず)
 七十二候では、5月26日が竹筝生と言われています。筍の旬はとても短く、地面から頭をちょっと出してから食べごろはわずか10日間です。
 でも、最近は温暖化のためか、すでに筍の旬は過ぎてしまった地方も多いのではないでしょうか。
 筍は、掘り立ては柔らかく美味しいのですが、時間が経つにつれてえぐみが増して固くなり、そのえぐみを取るのに工夫が必要です。産地以外、スーパーから買って調理するには、小糠を入れて長時間煮なければなりません。
 それでも、わずかな旬をとらえて、季節を楽しみたいものですね。