吉田の火祭り
山梨では有名な吉田の火祭り。北口本宮冨士浅間神社と諏訪神社の秋祭りで、富士山のお山じまいの祭りとして、毎年8月26日～27日に行われています。
400年以上の歴史があり、日本3奇祭と言われています。
26日の午後、「お明神さん」と「御影（お山さん）」の２基の神輿が練り歩きます。それが「御旅所（おたびしょ）」に奉安されると、高さ３メートルの松明70本以上に点火され、約2キロの道が松明の明かりで照らし出される幻想的な風景が広がります。
翌日は、神輿は町中を練り歩き、夕方に浅間神社に還ります。神輿の後をすすきの玉串を持って人々が一緒に回ることから、すすき祭りとも呼ばれています。
でも、今年はコロナの影響で、関係者のみで行われ、一般の参拝はできません。祭りという祭りが自粛されてしまうのも、寂しいことですね。