冬至にはカボチャを食べて栄養をつけましょう

 今年の冬至は12月22日。冬至は1年で最も昼の時間が短く、日が暮れる速さに冬の訪れを感じます。

 生きとし生けるものの生命活動は太陽によるところが大きいもの。そこで、古来から信仰の対象となり、古代中国で考案された二十四節気は太陽の通り道である“黄道”を元に決められました。

 太陽の運行で最も重要なのが昼の時間が短くなる冬至。生命の象徴である太陽の力が最も弱くなる日。でも、この日を境に陽が伸びていくことから、陰の気が極まって陽の気に向かう折り返し地点でもあります。そこで、“一陽来復”という、衰運から幸運に向かう日と考えられました。

 カボチャの旬は夏。でも冬至にカボチャを食べる風習は広く定着しています。

 それは、カボチャは保存が可能だから。そして、ビタミンやミネラルが多く、食物繊維がたっぷり。いつでもなんでも食べられる現代と違って、昔の人々はカボチャの栄養を欲していたのでしょう。

やっぱりカボチャを食べて幸運に向かいましょうね!