新嘗祭は、旧暦の2回目の卯の日に行われていました
 1872年(明治5年)までは、新嘗祭は旧暦11月の2回目の卯の日に行われていました。ところが、太陽暦が導入された1873年(明治6年)の2回目の卯の日は、新暦の1月になってしまったのです。
 そこで、1872年の2回目の卯の日が11月23日であったので、新嘗祭を11月23日と固定しました。
 新暦と旧暦……国際基準に合わせて、休日制定にもいろいろ苦労があったのですね。ちなみに11月9日は「太陽暦採用記念日」だそうです。