12月13日は“正月事始め”
——新しい年を迎えるために——

●まずは不用品の整理
 新しい年は新しい気持ちで迎えたいものです。
 となると、やっぱり大掃除でしょうか。1年の塵芥が積み重なった年末、思い切って整理整頓をしてみませんか。
 “掃除は内から外へ”の原則通り、まずは押し入れの整理から。中の物をすべて出し、必要な物と不要な物を分けましょう。“いつか使うかもしれないから”“誰かに上げたいから”は整理整頓の鉄則崩し。いつかはいつなのか、誰かは誰なのか、目的をはっきり決めましょう。目的がはっきりしない物は処分の対象にすべきです。一般に“3年使わなかった物は不用品”と言われています。貰い手を探すか、施設に寄付するか、バザーに出すか(コロナの影響でバザーも中止でしょうが)、思案のしどころです。

●施設への寄付は
 例えば、タオル類、シーツや布団カバーなどは施設ではいくらでも必要としています。使ってもらうためには新品がいいですね。
 また、綿の下着や寝間着などは清拭布(お尻拭き)に重宝します。縫い目などは切り除き、20㎝角に切り揃えて差し上げると喜ばれます。
 当施設でも、職員の家庭の不要布をもらって、切って清拭布として使っています。

●粗大ごみは行政の資源回収センターへ
 各地に資源回収センターというものが設置されているはずです。どうやって捨てたら良いか分からない物は、そこに持っていくと処理してもらえます。

●捨てるにもお金がかかる時代
 ただし、家電リサイクル法で決められている4品目(エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機)については、料金がかかります。処分には手続きが必要ですが、買い替える時に電気店に引き取ってもらうのが料金はかかりますが、正しく処分してもらえます。
 これらには、フロンガス、鉛、ヒ素など有害な物質が含まれているので、安易な投機は自然破壊の元になります。
 処分が成功すると、お金がかかっても心がスッキリするという効果がありますよ。