コロナ、コロナで自粛の2年
——体力の衰えに気をつけて!—

●感染者がゼロの日が続いていますが
 山梨県では、新型コロナ感染者がゼロという日が続いています。このまま収束するのかと思いきや、オミクロン株などという新型が日本に上陸。オミクロン感染者と同じ飛行機に乗っていた濃厚接触者が山梨にもいると聞き、予断は許しません。
 第6派は来るのか、オミクロンがまん延するのか、不確定要素がたくさんあって、気の休まる日はありません。
 私たちに出来るのは、マスク、手洗い、うがい、そして三密を守ることくらいですね。
 
●自粛が長引いて様々な障害が
 まずは、コロナ太り。筋力の低下。寒さも加わって外出が億劫になります。外出が制限されると、身体も心も鬱屈しがち。特に高齢者では(私も後期高齢者ですが)運動機能に関わる器官の衰えが顕著になります。そして、フレイルという状態になってしまいます。
 フレイルとは、加齢や疾患によって身体的・精神的なさまざまな機能が徐々に衰え、心身のストレスに弱くなってしまった状態。それが進むと介護が必要になってしまいますので、要注意。

●フレイルは要介護の入り口
 フレイルを引き起こすのは、①身体②心③社会性の3つが原因。コロナ自粛で体が衰え、心が鬱になり、外出規制で社会性が狭まった状態。次の症状が1~2つ該当する場合はフレイルの前段階だそうですよ。
① 体重減少
② 疲れやすい
③ 歩行速度の低下
④ 握力の低下
⑤ 活動量の低下
 いかがですか。このまま進むとフレイル、そして介護が必要な状態になってしまうので、生活の改善が必要ですよ!