お掃除が好きになる7か条

——春はお掃除の季節です——

1.お客様を招く
 お客様が見えるとなると、重い腰が軽くなり、お掃除をする気が充満します。お掃除嫌いはいつもお客様を招いていると、知らず知らずにキレイになりますよ。
2.5分できれいに見える法
 ①まず玄関に水を打つ。水打ちは「お待ちしていました」という意味②その帰る手で玄関の靴の整理③常時、押し入れの下段にキャスター付きの不整理箱を置いて、散らかっている物をポンポンと投げ込んで“押し隠す”④ナイロンたわしに石鹸を付けて洗面所の洗面ボールと蛇口磨き。返す手でトイレットペーパーを掴み、便器とその周辺を掃除⑤時間が余ればお掃除シートで下駄箱の上、電話、TVやオーディオの周辺を目いっぱい。テーブルやポットなどは「お久しぶりね、オホホ」などと言いながら拭いてごまかします。
3.家族を巻き込む
 夕食後の片づけも、就寝前のリビングの片付けも、休日の掃除も、みんなでやればホビー気分で楽しくきれいになります。
4.お掃除のいでたち
 ガソリンスタンドのお兄さんが着ているつなぎの服のようにポケットがいっぱいあればエプロンでも結構。ポケットに忍ばせるものは①掃除機のアタッチメント②お掃除シート2~3枚③お掃除用ウエットシートの袋④汚れたシートを仕舞うビニール袋⑤ミニ箒⑥頑固な汚れをこするためのナイロンたわし⑦小瓶に入れたお掃除洗剤。道具をすべて身に着けているので、どんな部屋に行っても、どんな汚れも制圧できます。
7.汚いところをきれいに
 お掃除上手に見せるためには、一番汚れやすい水回りをきれいにすること。トイレの陶器磨きとマットの洗濯。お風呂場のカビ退治。キッチンの流し磨き。換気扇をきれいにすれば「まあ、きれい」に見えますよ。
6.拭き掃除は力試し
 やっぱりたまには拭き掃除を。雑巾は固く絞る、力を入れて拭く。力を入れればダイエットにもなり、汚れのダイエットにもなります。
7.最後は臭いの追放
玄関:家族は気にならなくても、お客様は感じてしまう“その家の臭い”。下駄箱と靴の消臭には特に注意。
リビング:食べ物をこぼした時にはすぐに拭きとる。マメに換気したり、グリーンや花で芳香を添えるのも。日頃の拭き掃除もモノをいいます。
寝室:寝具やカバーはこまめに洗う。布団を日に干すことも大切です。
キッチン:ガスレンジや流しの汚れ、キャビネットの調味料のこぼれを放置しない。食品は密閉容器に。野菜や果物はビニール袋に入れて冷蔵庫保存を。調理中の換気も大切!