——アレルギー週間って?——

●アレルギー抗体を発見
 昔は花粉症などと聞いたことがなかったような気がします。一説には空気が悪くなっただの、食物が悪くなっただの、ストレスが多くなっただの、アレルギー増加の原因を、いろんな人がいろいろ言っています。
 暦をめくっていると、「アレルギーの日」「アレルギー週間」という記事を見つけました。いろんな記念日がありますが、ついにアレルギーの日まで登場しているのに驚かされます。1995年に2月20日をアレルギーの日にしようと、日本アレルギー協会が決めました。日にちを2月20日にしたのは、1966年2月20日、石坂夫妻が抗体を発見した日にちなんでいます。

●アレルギーは国民病
 花粉症、アトピー性皮膚炎、気管支喘息、食物アレルギーなどアレルギー疾患に悩まされている人は日本国民の50%以上と言われます。もはや国民病ですね。
 これから春になると、次々に花々は咲きそろい、花粉が飛ぶ時期になります。それより先に医師の指導の下、花粉症対策を練るタイムリーなチャンスかもしれません。
 毎年、17日から23日の1週間をアレルギー週間として医療相談などを実施しているそうですから、この記念日を機会に情報を得てみてはいかがでしょうか。

●若い証拠とあきらめますか
 知り合いの鍼灸師がおっしゃいました。「60過ぎれば花粉症は治ります」と。抗原に対してあらがう抗体が元気なうちはアレルギーとなってしまうけれど、年を取ってあらがう力がなくなれば治るというわけです。
 60歳になるのを期待していたのですが、実際には60歳で治らず、70歳くらいでかなり改善しました。