暑さ寒さも彼岸まで
——大雪と極寒が続いたと思ったら—

●寒さの後は5月の陽気
 なんという変動の気候だったでしょうか。北日本の日本海側は例年にない大雪。3月半ばになると、今度は4月下旬・五月の陽気。気候変動に体がついていくのが大変ですね。しかも、日中は暑くても、朝晩は平年並みの寒さに戻るのですから、服装計画にも困ってしまいます。コロナ禍で普通の生活が出来なくなっていますが、気候も普通ではないという状態。生活も気候も普通になって欲しいものですね。

●彼岸の前にお墓の掃除
 お彼岸になると、お墓の掃除と仏壇の掃除は必須。お墓の掃除は、ナイロンタワシと雑巾で。バケツに水を汲み、ナイロンタワシに水をつけながら墓石を磨き、雑巾で汚れを拭き取ります。雨が埃を固めてしまいますので、特に隅っこは念入りに磨きましょう。
 花筒は、百均でワイヤーにナイロン繊維を埋め込んだ簡便なトイレブラシを買い、ギュッとつぶして花筒に入るようにします。それで、ゴシゴシと筒の中の汚れを掃除しましょう(スポンジのトイレブラシは花筒に入りませんから)。
 
●仏壇の掃除は習字の筆で
 仏壇は、細かい細工がしてあります。その埃を取るのは、習字の筆を洗って糊を取り、乾かしたもので細工の隅々を払います。埃を払った後は、お掃除シートで全体を拭き取ります。

●彼岸が過ぎたら花の撤去を
 お墓に飾った花は、彼岸が過ぎたら取りに行きましょう。そのままにしておくと、茎が腐り、花筒の内側がドロドロになってしまいます。
 そうでなくても、枯れた花がいつまでもお墓にあるのは、見苦しいものですね。