主婦の労働時間を換算してみると
——主婦休みの日は年に3回—

●5月25日は主婦休みの日
 サンケイリビング新聞社が2009年から“主婦休みの日”を提唱しました。
 1月25日、5月25日、9月25日、年に3回、主婦もお休みしましょうという趣旨です。確かに、月の終わりの25日にもなると、緊張感も限界になるのかもしれません。
 内容は。①家事や育児に頑張る主婦がリフレッシュできる日。②家族が元気になってニッポンも元気になる日。③夫や子どもが家事にチャレンジする日&パパと子どもが一緒に行動する日。としています。

●男女共同参画社会
 どこの行政でも、“男女共同参画”を提唱しています。女性を社会参加させようとさまざまな方法を模索しているようです。
 しかし、女性を社会に活用することばかりを提唱しているように感じられます。女性が社会に参加するためには、男性や子どもが家事に参加しなければ女性に参加時間ができませんよね。その意味で、“主婦休みの日”の意味は大きいと思いますが。それにしては、年に3回ばかりではおぼつかないと思われます。
 
●主婦の労働力をお金に換算してみると
 他家の家事を仕事にしているのが家政婦さん。また、お年よりなどのお宅の家事をボランティアでしてあげている人もいます。
 例えば、有償ボランティアの時給を800円としましょう。主婦の労働時間を1日7時間と家庭して、週に5日で計算すると、145万円の年収になります。
 企業だって直接利益を生む営業などの仕事と、総務や経理など内部の仕事をする人がいます。でも、同じ給料をもらっていますよね。家族の労働や減額を支える家事も評価してみましょう。

●あなたの家事報酬額は?
1日の労働時間×1週間の家事日数        ×年52週×時給800円=年間の家事報酬額

さて、いくらになりましたか?