年賀はがき、出しますか?
——15日から特別扱い開始—
●戦後、発売開始された年賀はがき
年賀はがきは、戦後まもなく、1949年に発売が開始されました。その後、徐々に発行枚数を伸ばしていきました。
1964年には10億枚、1973年には20億枚を突破し、2003年には44億5936万枚もが発行されました。その後は減ったり増えたりしていましたが、2020年には19億4198万枚に減少。
1人当りの年賀状の枚数も2003年がピークで35枚。その後、1人当りの枚数も減り、2022年度は過去最低の14枚となってしまいました。
●年賀状が減少する理由
年賀状の枚数が減ったのは、メールやSNSが普及したからとか。それ以前は、電話や手紙などで相手と連絡を取り合うことしかできませんでした。そこで、年賀状は新年の挨拶を兼ねて近況を報告するのに良い方法であったのです。でも、今ではメールやSNSが普及したため、瞬時に連絡を取り合うことができるようになったというわけです。
●お金と時間がかかることも
まず、年賀状を買わなければいけません。そして、印刷するためには、印刷屋さんに依頼しなければなりません。
また、デザインや文言を考えるために時間もかかります。
自分で作る場合も、プリンターやインクなどが必要ですね。その設備が自宅にある家庭も少数かもしれません。
●今年は何枚出しますか?
年賀状の特別扱いは12月15日から始まります。12月に入ったら、さっそくデザインやふさわしい言葉を考えなければなりません。準備は出来ていますか?
親しい人に赤ちゃんが生まれたり、成長の記録写真を印刷してある年賀状をいただきます。それはほほえましいものですが、子供も大きくなってしまうと、そんな賀状もなくなってしまいますね。
それでも、元旦にポストを覗くのはワクワクします。
さて、今年は何枚出しましょうか。