ステイホームのゴールデンウィーク
——どう過ごしますか—

●緊急事態宣言下にも人出が多い繁華街
 なんということでしょうか。何回も緊急事態宣言が出されても、新型コロナ&変異株の罹患者は減少しません。テレビの報道によると、出足は第一次宣言よりそして第二次緊急事態宣言より増えています。“コロナ疲れ”だとでもいうのでしょうか。
 インタビューに答える人は、「思ったより人が多いですね」と言うのですが、その人自身が増加の原因になっているのに。

●とにかくステイホーム
 施設にご老人をお預かりしているので、一般の人々より自粛しなければいけないと思っています。利用者様にお出しする食品を買うためにスーパーマーケットには出かけますが、それ以外は出かけられません。万一、利用者様か職員の誰かが罹患したら、“そういえば、管理者がレストランで会食をしているのを見たよ”なんて言われかねませんから。一般の人より気を付けなければと肝に命じています。

●睡眠、栄養、水分補給
 新型コロナ対策として、睡眠、栄養、適度な運動、水分補給と言われています。それは、コロナに限らず、日常生活で健康な体を作ることと同じですよね。
 冬でも水分補給が大切なのは、空気が乾燥していると肌から水分が蒸発してしまうから。不感蒸泄、つまり感じないけれど蒸発してしまうこと。肌や呼吸で水分が失われてしまうので、水分補給に気をつけなければなりません。
 一人住まいのある利用者様。炬燵でそのまま寝てしまうことが多いので、たくさんの水分が失われてしまいます。当方にいらっしゃると、朝のお茶を何倍もお替りするので、「昨夜は炬燵で寝てしまったのではないでしょうか」と訊ねると、案の定その通り。ベッドで寝る習慣にしないと体に悪いですよね。

●定着したマスク、手洗い
 コロナ、コロナでインフルエンザは影を潜めています。それは、マスク着用、手洗いの習慣が定着したからではないでしょうか。
 日本では、昔からマスクをつける習慣があったので、マスク着用にそれほど抵抗がなかったと思われます。これを教訓として風邪の季節にはマスク着用、そして手洗いを心がけましょうね。