若者よ、不要不急以外には出歩かないで
——若い人々の罹患率・重症化率がどんどん増えています—

●続々と出される緊急事態宣言&まん延防止措置
 緊急事態宣言が出ているのは、関東では、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県。関西では大阪府。そして沖縄県。
 一方、まん延防止措置が出ている道府県は、北海道、石川県、京都府、兵庫県、福岡県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、静岡県、愛知県、滋賀県、熊本県。
 緊急事態宣言とまん延防止措置との違いは。緊急事態宣言は、出された都府県すべての地域に適応されます。まん延防止措置は、出された道府県の知事が地域を指定して制限を加えるというもの。
 また、緊急事態宣言では“時短”と“休業”ともに要請と命令が可能で、国会に報告することが義務付けられます。そして命令違反の罰則は30万円以下の過料。
 まん延防止措置は“時短”のみの要請と命令(休業要請は出来ない)。国会に速やかに報告するとなっていますが、法的な拘束力はなく、違反の罰則は20万円以下の過料とか。
 みなさん、ご存知でしたか?

●山梨は進んでいる?
 山梨県では、“グリーン・ゾーン”構想という方法を取り入れ、優れた取り組みとして全国メディアで放送されたこともあります。飲食店などで県の対策を取り入れた店舗には“やまなしグリーン・ゾーン認証マーク”を付与し、それが安心の目印というわけです。
 でも、そのマークを取得した店舗からコロナ陽性者が出てしまっているのです。認証を受けても、何らかの理由で密になったり、消毒や換気が行き届かなかったりした結果なのでしょう。当局の担当者としても、多くの認証店を頻繁にチェックすることも出来ないからなのでしょう。つまり、完全なる安心は難しいということなのですね。

●今は絶えるしかないコロナ対策
 グリーン・ゾーン構想には、可視化された安心を確認して、海外や県外からの来訪者に“安心・信頼を提供しよう”という意図があるようです。でも、人の流れがコロナ拡大につながる可能性が大! 今はじっと我慢するしかありません。
 どうぞ、県外の方、海外の方、今は山梨県に来ないでいただきたい。
 そして、若者たちに、不要不急外出を控えて欲しいと願っています。それでも都会の映像を見ると、多くの人が出歩いていて、コロナ収束は難しいと感じます。